安達太良山の最新情報
2020.01.02 安達太良山
明けましておめでとうございます。
本年も当ガイドネットワークを御贔屓に頂ければ幸いに存じますと共に、ガイドの御用名を心よりお待ち申し上げます。
さて、新年一番の投稿は、元日から正月二日の安達太良の情景です。
大晦日の午前中に山頂でも降雨があったらしく、かなりの部分が凍結しておりアイゼンなしでの歩行は困難な状況で、途中で引き返す人が多く見られました。
全般に積雪は極端に少なく、寒気の緩みでの溶解凍結を繰り返している上に岩が露出しているので、スリップすると滑落→岩へ激突となる可能性が高い危険な状況です。
10爪以上のアイゼンとピッケルが必須なコンディションですのでくれぐれも装備怠り無く、細心の注意で行動下さい。
(投稿:加賀谷ガイド)
このところ雨降りや温暖が続いて、12月上旬に降って雪もだいぶ少なくなっています。奥岳登山口から勢至平までの登山道はまったく雪はありません。しかし登山道は泥んこなので足元に注意してお出かけください。勢至平からくろがね小屋までは水を含んだ雪が若干残っている状況です。山頂までは雪が張り付いていて、凍結も考えられるのでアイゼン10本爪以上必須です。
現在の安達太良山の積雪状況は約30センチ(吹きだまり60センチ)といった具合です。先週末12/7奥岳からくろがね小屋経由で登ってきました。新雪で足元が不安定でしたが、週末には登山者が入ったので登山道は締まって歩きやすい状態です。但し、時期はリフトが動いていないので薬師岳直登コースから頂上を目指す方はラッセルもあるので体力に自信のある方限定でしょうか。今週の安達太良山はお天気の良い日が続きそうな予報なので是非お出かけください。もちろん冬装備を万全にしてくださいね。
今回の装備はくろがね小屋までツボ足、山頂まではアイゼン装着でした。
安達太良山奥岳周回コース 2019/12/ 7 ガイド大槻
令和元年最初の全国代表者会議 全国遭難対策研修会「神戸自然ふれあい集会2019」11/11〜12二日間 は、神戸市産業振興センターにて開催されました。この会議は全国からJMGA有資格者ガイドが結集して毎年行っています。今年も協会の現状と、本会の展望でもある日本全体の山岳ガイド、自然ガイド等のミニマム・スタンダードの構築をめざして社会性を得ることを確認しました。
いつもの年よりチョピリ雪の少ない、3月の安達太良山です!でも雪原を縦横無尽に駆けまわるスノートレッキングが楽しめます。天気予報を確認しながら青空が広がる安達太良山にお越しくださいませ。

3/10~11安達太良山ガイドツアーご参加の皆さまです。
今月いっぱいは雪の安達太良が楽しめますよ。皆さまのお越しをお待ちしております。
きょうは、雲ひとつない快晴の安達太良山でした。
くろがね小屋から稜線までは、ほぼアイスバーンの状態が続いてカリカリの斜面を縦横無尽に登れます。
アイゼン12本爪とストック(ピッケル)等の装備は必須です。とは言っても、氷雪技術がなければアイゼンを装着しての冬山歩きはよりリスクが増大します。アイゼンを履くと重心が高く不安定になります。又、アイゼンの爪がスパッツに引っかけて転倒滑落という事故が見られますので、経験者同行で冬山に挑戦されてください。
安達太良山 2月22日撮影(ガイド大槻)
お待たせしました!2019年冬の安達太良山公募ツアー募集開始しました。お申込みはホームページからお願い致します。
安達太良マウンテンガイドネットワークでは初めての雪山から山スキーまで地元登山ガイドが安全にガイディングいたします。まずはお気軽にお問合せください。
今朝の安達太良山積雪は、くろがね小屋辺りで20cm。鞍部では100cmだったようです。12/16馬の背から鉄山避難小屋まで稜線を歩いてきた様子をご覧ください。
冬の安達太良山登山はアイゼン12本爪やスノーシュー装備は必須になります。
冬の安達太良連峰は天候によっては、強風や氷点下-10度の厳しい環境下の中でのトレッキングになりますが、夏山では味わえない感動があります。(ガイド 大槻)
風薫る5月、標高1,700mの大自然 安達太良山。
日本百名山に数えられ 南北9kmに連なる安達太良連峰の主峰。花の百名山とも措定されており、4月から10月上旬まで高原の花が順次開花し、訪れる人の目を楽しませています。安達太良ロープウェイもあり、登山初心者でも挑戦しやすいのも魅力の一つです。皆さまのお越しをお待ちしております。
安達太良山「くろがね小屋」老朽化建て替えへ 温泉付き山小屋♨️
4/6(金) 10:35配信
安達太良山の温泉付き山小屋「くろがね小屋」(二本松市)が建て替えられることが5日分かった。理由は老朽化。2019年度に現在の山小屋を取り壊した上で新築に着手し、20年度以降にオープンする予定。山小屋を管理運営する県観光物産交流協会が同日明らかにした。
同協会や山小屋を所有する県によると、くろがね小屋は沼ノ平火口から東に約1.4キロの山麓に位置する。県開発公社が1964(昭和39)年に建設し、その後県に譲渡した。木造2階建て、延べ床面積約360平方メートル。客室9室で定員50人。年間5000人以上の宿泊がある県内有数の観光資源で、避難施設としても重要な機能を担っている。
福島民友新聞